愛の鍋焼きうどん❤️🔥
おはようございます。ヒーラーグランマです。
4月とは言え、雨の日や、肌寒い日がまだまだ来ます。
様々な環境で、働き方も今、様々だと思います。
少し大きなお子さんなら、家に置いて、働きにいかなければなりませんよねぇ。
お弁当を忘れた日、寒くて出勤した日。
近くのチェーン店のおうどん屋さんの、あるメニューに気持ちが揺れました。。
そう。鍋焼きうどん。です。
芯まで冷えて働く合間、束の間の昼休み。。
あの文字が、頭にこびりついてやみません。
他の個人経営の食べ物屋さんは、みな泣く泣く休業されていたり。持ち帰りや、お弁当作戦。
それから、時短営業に、お席の間隔を開けてくださる。。
そうやって、凌いでいる。
家で、出来ない職種の私も含め、有難いのか否か。。揺れ動きながら出勤する。。
長い春休みの子供を置いて。。。
そんな中での、私1人での、外食にも気が引けた。。
お弁当がなく、寒すぎる朝の出勤を経てまた、忍耐の半日を過ごした日。
あの、鍋焼きうどんを食べなければ、負けてしまう気がした。
運ばれてきた、お盆には、思ったよりも相当に、深さのある、独特の鍋で、幅はシュッとしているが、とにかく深さがあり、食べ応え充分であることは、想像できた。
私の前に置かれたその鍋は、グツグツと煮えたぎっていた。
私は、なんと言われようが、グツグツは、グツグツのままに。フーフーして食べるのが、好きで、今時、珍しいグツグツさ加減に、ワクワクするのでした。。
上あご水ぶくれてもいい。。
鼻水たれてもいい。。
そんな事を考えながら、まずは、煮えるお出汁にレンゲを突っ込み掬い上げては、別に用意されたお碗に流し込む。。
3すくい後に、鍋を底から、少し優しく混ぜ、下の方で停滞してるであろう麺や具を優しくほどく。。
それから、麺ではなく葱と七味をまずはお碗に入れてから、焦らしたかのように、モチモチのうどんをよそう。。
まずは、お出汁から。
あ。忘れていたけど、最初は、お出汁だけですすった。。
湯気にフーフーひと口つけるまでに、つけるか、つけないかの鬩ぎ合いを楽しむ。
フーフー。。
すすれず。。
フーフー。。
すするか、すすらないか程のわずかなお出汁のコク豊かな味わいと鼻にぬけるのを感じる。。。
ンハーッ。。なんて暖かくて旨いんだ。。
それからは、出汁。うどん。白菜はまだ煮えたぎらそう。そうだ桜の形の卵焼きと、葱。
海老天ととろけそうな餅は、まだ先。
とか、やりながら食べススムこの、幸せ感。
ああ。ごめんぬ。娘。
わたしだけこんなに、至福のご飯を食べている。。
もちろん、昼ごはんも用意してきてはいるが、外食させられなくて申し訳ない気持ちと。
でも。こうして開けてくださるお店に、感謝をしながら、暖まる素晴らしさを噛みしめる。。。
そうして、しばらく経ち、夕べ、とあるコンビニで、あまりにもボリューミーな、深いお鍋でキンキンに凍った、鍋焼きうどんを見つけた。。。
少々お高いが、あの時の申し訳ない気持ちと、あの時の熱いくらいの味わいを、やっと、娘にも体験させられるんだ。
と思い。意気揚々と帰宅したのだった。。。
今日は、わたしもお休み。。
お昼ごはんに、娘とフーフーしようと楽しみにしている。。。
ただ、この想いには、オチがある。。
私の娘は、大の猫舌で、出来たてホヤホヤの料理を喜ぶどころか、アッチッと、ややキレ気味にdisるような、娘であり、鍋焼きうどんなんぞ、出した日にゃあ、冷めるまで待つであろうし、その間、食卓を離れ、なんなら、携帯をいじり、時間をつぶすであろう。
冷めた鍋焼きうどんを、安心したかのように、食べ、私の感じたあの、昼休みの気持ちを共有は出来ないのかもしれない。。
笑笑。
でも、私は、それでも今日の昼ごはんには、鍋焼きうどんをグツグツするのです。。笑笑
では。