HealerGranma

オラクルカードをひく楽しい時間が大好き。

本屋さん

ほんとうに、久しぶりに本屋さんに行った。

大抵、一定の期間ごとに、本屋さんに行くことになりがちで、例えば、誰かとブラブラしていてたまたま本屋さん行こうとか、今日、本屋行きたいと娘から言われてとかが多い。

一度行くとかなりのアンテナの張りようで、本達を巡るので、とても疲れる。達成的ないい疲れではある。

久々に行って、1番最初に思ったことは、本の数の凄さにある。ところ狭しと、様々な本達が、整列したり、こちらを向いてパズルみたいに置かれてあったりして、みんながみんな、選ばれるのを待ち構えている。それだけで、圧倒。

それから、共に立ち寄った相手とは、道をわけ、好き好きに見て回る。。今イチオシから、人気の作家コーナーから、以前から好きな作者を巡る。仕事柄、専門書を探しつつ、旅雑誌や、アーティストコーナーなども、立ち寄る。そして、食べて痩せる!みたいなものや、料理本だったり、バイクの専門書も、バイクにはとんと疎いんだけど、その世界観を覗いてみるのも好きだ。

そうして、くまなく歩きながら、目星をつけた売り場にまた、再び戻ってから、パラパラとめくり、読めそうだとわかれば、初めて手にしてまた、次の場所に赴く。

本屋さんの通路は、2人がすれ違うのに、ちょうどすぎるほどで、たまたま、ねらっていた本の場所に熱心な読み手がいると、邪魔しちゃいけない気持ちになって、気が済むまで譲っているよという、錯覚を起こしながら、周りをプラプラする。

そうして、今日は、4冊づつね。などと、決めたり、決めなかったりしながら、渾身の4冊づつを手にして、誇らしげにレジへと向かう。

その頃には、様々な想いが詰まった、書籍達のエネルギーをもらえたのか、その中から、選りすぐったという、満足感からか、いつにもまして、天使のような気持ちで、レジ前にいる。

確認のためのビニールをはがしてもよろしいですか?の問いにも、カバーは要りますか?の問いにも、それから、袋は要りますか?にも、全てに寛容で、はがしてください〜、いりません〜、いりません〜と、優しい気持ちで、折り返す。

それから、たくさん買ったので、シンプルで丈夫そうな、本用のエコバッグのようなものにお入れします。の一言に、ああ、本を買ってよかった。ってラッキーな気持ちになりながら、本屋さんを後にする。

帰り道は、どんな、美味しい店の食べ物よりも永遠の嬉しさを感じながら、ワクワクが止まらず、ベッドに入って拝読したり、また、湯船に浸かりながら読みあさるところまで、脳内はシュミレーションをしている。

帰宅すると、焦らすかのように、しばらく放っておき、他の用事を済ませると、いよいよ、本を袋から取り出し、どこに設置するのが、手に取りやすいかにまた悩む。

ワクワクした悩みだから、楽しい。

今は、SNSが主流のようだし、私もよく見続けて時間を早く消化してしまうが、やっぱり、本は不動だなあとあらためて思う。